電気代は1時間いくら?kWhの計算方法をやさしく解説
まず結論
エアコンを1時間つけたら約16〜20円、テレビを1時間見たら約3〜4円です。
計算の考え方は1つだけです。 「消費電力(W)× 使う時間 ÷ 1000 × 1kWhの単価」です。
まずは自宅の1kWhの単価を知ること。 それができれば、どんな機器でも計算できます。
なぜ?(不安の解消)
「何を、どれくらい使ったらいくらかかるか」。 これがわかると、節約の仕方が変わります。
たとえば、ずっと気にしていた機器が、 実は1時間数円しかかかっていないこともあります。
逆に、思いのほか電気を使っている機器も見えてきます。 計算は節約の地図づくりです。難しく考える必要はありません。
kWh(キロワット時)とは
kWh(キロワット時)は、電気を使った量を数える単位です。
ガソリンが「リットル」で量を数えるのと同じです。 電気はkWhで量を数えます。
1kWhは、1,000W(ワット)の機器を1時間使ったときの量です。
機器の消費電力は、製品の表示を見ればわかります。 本体や説明書に「○○W」と書かれています。
1時間あたりの電気代の目安
1kWhの単価が31円の場合の目安です。 単価はプランによって異なるので、およその数と考えてください。
| 機器 | 消費電力の目安 | 1時間の料金の目安 |
|---|---|---|
| エアコン(冷房) | 約500W | 約16円 |
| テレビ(32型) | 約100W | 約3円 |
| ドライヤー | 約1,200W | 約37円 |
| LED照明(1灯) | 約10W | 約0.3円 |
| 冷蔵庫(1日分) | 約0.6kWh | 約19円(1日) |
冷蔵庫は1時間ごとにオンオフを繰り返すため、 1日の使い量で考えるのが一般的です。
計算の手順
エアコン(500W)を3時間使う場合で説明します。
- 機器の消費電力(W)を確認する(本体の表示を見る)
- 使う時間(時間)を決める
- 「消費電力 × 時間 ÷ 1000」でkWhを出す
- 「kWh × 自宅の単価」で料金を出す
具体例です。 500 × 3 ÷ 1000 = 1.5kWh。 1.5 × 31円 = 約46円です。
エアコン3時間で約46円、というわけです。
自宅の1kWhの単価の出し方
- 電気の請求書か、電力会社のアプリを開く
- 「電力量料金」と「使用量(kWh)」を見る
- 電力量料金 ÷ 使用量 で1kWhの単価が出る
たとえば、電力量料金が4,650円で使用量が150kWhなら、 4,650 ÷ 150 = 31円です。
よくある不安・質問
Q. 計算より請求書のほうが高いのはなぜ?
A. 使った量以外の料金も入るためです。 基本料金や燃料費調整額などが加わります。 内訳の見方は「電気代の内訳の見方」の記事で解説しています。
Q. エアコンはつけっぱなしのほうが安いって本当?
A. 短時間の外出なら、つけっぱなしと変わらないことが多いです。 再始動のときに一時的に多く使うためです。 ただし、数時間の外出なら消すほうが安くなります。
Q. 待機電力(プラグをさしたままの電気)も気にするべき?
A. 1台あたり1年で数百円程度のものが多いです。 まずはエアコンなどの大きな機器から見るのがおすすめです。
Q. 単価が31円より高い場合は損しているの?
A. そうとは限りません。 燃料費調整額の水準やプランの違いで変わります。 昔ながらのプランを使っているなら、見直す余地があるかもしれません。
まとめ(次のアクション)
まずは自宅の1kWhの単価を出してみてください。 請求書を1回見るだけでわかります。
単価がわかれば、「あと何円払っているか」を どんな機器でも計算できるようになります。
世帯別の平均は「電気代の平均はいくら?一人暮らし・2人・家族別の目安」で確認できます。
※ 料金の目安はあくまで参考です。時期・プラン・機器の種類で変わります。最新情報は契約している電力会社の公式サイトでご確認ください。